マックスファクトリー 1/72 ダグラムが手強い件
買ってから2年くらい積んでたんじゃないかなコレ。
いつの日かと恐れていた〜
てやつじゃないだろうか。
買った当時、キットの再販前の品薄タイミングだったので、方々探してボークスの片隅に置いてあった、このカラーリングのバージョンを購入したのだった。
前回、ダイバーななみさんを作り終えてから、千円くらいでセール投げ売られていたPS4のホライゾンをしばらく遊んでいたんだが、そろそろプラモ再開です。
ホライゾン、面白いですな。
敵のメカ動物を狩りながら、旧世界滅亡の謎に迫ったりすんだが、メカ動物がカッコいい!
コトブキのゾイドやヘキサギアに手を出したくなるくらいカッコいい。
だが今回は積みプラ消化。
ランナー数は多くはない。
せいぜいゲート処理で1w、塗装1wかなー?
……いやわしのようなバンダイやコトブキに甘やかされてきたファッキン素人には、なかなか手強いキットです。
ほぼ全体的に、パーツすり合わせないと入らない。パーツ間の組み合わせもギッチギチ。
気をつけないと割れる。(割った)
まず胴体で躓いた。
前後分解の胸部の上に、フタを被せる感じで、全体的に前・後・上の三分割なのだが。
わかるかな…
上パーツ(フタ)の寸法が微妙にタイトで、組み合わせると前後パーツを引き剥がそうとする力が働く。
フタと前後胸部の間のダボをかなり削ったが、綺麗にスポッと入る状態には至らず。
前後パーツ間の接着が、パーツを引き裂こうとするフタの圧力に抵抗し続ける形で組み上がる。
奇妙にテンションのかかった、弓なり状態で完成しそう。
腕甲。
一体成型の甲に、リベット状のパーツを取り付けるのだが、この間がギチギチ。
もともとバリが少なくないキットなので、少しヤスリを入れて寸法を拡げたりは必須作業なのだが、めんどくさいから押し込んじゃえ!→バッキバキに割れました。
めんどくさがったばかりに、修復作業入れて三度手間くらいに。
腹部。
これはまあ、ガンプラでもありがちなレベルで。後ハメのためにかなり削りました。
胸部の合わせ目は、最初は段落ちで済ませようと思っていたのだが、前述の通りで接着しないと前後に引き裂かれてしまうので、腹部の後ハメが必要になりまった。
足首。
足の甲と靴底、の二分割なんだが、なんか、すさまじくギッチギチ。ハメても押し返されて浮き出てくる。
寸法がタイト過ぎなんかな、と削ってすり合わせを頑張るも、押し戻しは完全には解決出来ない。
ある程度のところで、接着剤+圧着の方向に切り替え。
うまくハマった…かな?
手首。
噛み合わせが異様に悪く、隙間がガッツリ。瞬着やパテで埋めれば無問題。
最近は、瞬着は百均のハケ付きタイプばかり使ってます。貧乏性とかでは特に無く、わしのプラモ用のチューブタイプ瞬着の管理が悪く、固まっちゃって全て死亡したからである。
ハケタイプはすさまじく便利。ハケでちょい塗りできるし、フタの密閉性が感動的。
スネ。
いや、まじでこれは何だろう。この、要る?何となくスジつけといたよ、ホワッと!みたいな微妙なモールドがついてます。
塗装時に白線になる、裾の境目部分なんだけど、しっかりモールドが掘られてるわけでもなく、フニャッとした模様的な何かが掘られてる。
もうね、掘るなら掘る。掘らないなら掘らない!どっちかにせえや。
埋めるにせよ、彫り直すにせよ、どっちにも邪魔やねん。
わしは、塗り分けのマスク時にガイドが欲しいので、彫り直すことにしました。
なかなか大変なダグラム。
しかし、何だろう。すごく組んでて楽しいキットですな!!すごい好き。ガンプラとは違う楽しさがある。
成型パーツの表面は汚いとこ多いし、バリはそこそこあるし、噛み合わせがすごく悪い。
バンダイやコトブキは本当にすごいんだな、て改めて思うよなあ。
しかし、とにかく本体のプロポーション、バランスが抜群で、かっこよいのだ。
エッヂもキンキンで、ダルさを感じる部分がどこにも無い。
何故かすごく価値のあるものを組んでいるような気持ちになる。
まあまだしばらくかかりそう。