コトブキヤ 1/35 ガンヘッドを頑張る⑥
「塗装について うっすらとメタルちっくな色になったらいいなぁて思うができる?
濃いグレーにガンメタを少々て感じだと思うんだが」
という依頼人のオーダーをよく考えてみる。
ほんとにグレーにガンメタ少し混ぜても、シルバー粒子がポツポツ浮いたヘンなグレーが出来上がるだけなので。
オーダーはギラギラしてないメタリックグレーと解釈。作業開始。
まずは全体黒サフ。乾燥機に入りきらない。
クレオスの黒鉄色にホワイトシルバーを混ぜた、少し暗めのシルバーを作る。
黒ベースの明度を微妙に上げ、オーダーである濃いグレーを再現する狙いである(キリッ
…これただのガンメタじゃね!!!(憤怒
気を取り直し、デカール貼り。
わしは本当にデカール貼りが苦手で、だいたい3枚に1枚はうまく貼れないんだが。
…結論として、すごく使いやすく、押し付けてデカールがズレちゃうようなことも全く無く、拍子抜けするくらい、全デカール失敗なしで貼り終わることが出来たわけで。
いい商品なんだが、なんつーかその。ちょいと有名ブログでレビューされてりゃすぐ感化されて使ってみたくなる!みたいなね、君ね、
本当にいいお客さんですね(^ν^)
うっさいわボケ!!
デカール貼り終わりましたら、徐ろにウェザリングマスターを取り出します(冷静
Fセットの、チタンとライトガンメタルで、少しドライブラシぽくフチを処理してみる。
で、つや消し。
この方式で、全身仕上げて行こうかな。
本体の乾燥待ちの間、高嶋政宏を仕上げていく。
まずは組み立て。1ミリプラ板で台座も作っちゃう。
パーティングラインもちょいちょい処理しておく。
ささっとファレホで着色。
全体的に、影になる色で塗っているため。必要以上に暗く見えますが、これをベースに明るい色を重ねて行こうという算段。
ウォッシング→ツヤ消しの後、明るくなるべき部分にウェザリングマスターを擦り付け、陰影をつけていきます。
肌色が濃過ぎたかな。ベースを暗くし過ぎちゃったかも…
まだまだ続くぞい。